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2006年12月 6日

●NF実装魚雷のゲーム内性能と史実性能の比較 (英国編)

  • 24.5インチ Mk.I (Lv50-58)
    ○史実で対応する魚雷 :24.5インチMk.I  (配備年 : 1925年頃) [※酸素魚雷]
     (搭載艦 : ネルソン級戦艦)
    ○NFでの最大射程 : 36kt / 18,300m、 42kt / 13,700m
    ○NFでの破壊力 (参考) : 11,000
    ○実際の最大射程 : 30kt / 18,300m、35kt / 13,700m
    ○実際の破壊力 (参考) : 337kgTNT弾頭

  • 21インチ Mk.IX** (Lv35-45)
    ○史実で対応する魚雷 :21インチMk.IX**(配備年 : 1930年代後半頃)
     (搭載艦 : 8インチ砲搭載重巡、リアンダー級以降の軽巡、"A"級以降の駆逐艦など)
    ○NFでの最大射程 : 42kt / 13,700m、49kt / 10,050m
    ○NFでの破壊力 (参考) : 12,045
    ○実際の最大射程 : 35kt / 13,700m、41kt / 10,050m
    ○実際の破壊力 (参考) : 327kgTNT弾頭[前期型] または 365kgトルペックス弾頭[後期型]

  • 21インチ Mk.IX (Lv22-30)
    ○史実で対応する魚雷 :21インチMk.IX(配備年 : 1930年)
     (搭載艦 : 8インチ砲搭載重巡、リアンダー級以降の軽巡、"A"級以降の駆逐艦など)
    ○NFでの最大射程 : 36kt / 12,350m、43kt / 9,600m
    ○NFでの破壊力 (参考) : 7,480
    ○実際の最大射程 : 30kt / 12,350m、36kt / 9,600m
    ○実際の破壊力 (参考) : 340kgTNT弾頭

  • 21インチ Mk.VIII** (Lv28-36)
    ○史実で対応する魚雷 :21インチMk.VIII**(配備年 : 1930年代後半頃)
     (搭載艦 : "O"級以降の潜水艦、魚雷艇など)
    ○NFでの最大射程 : 49kt / 6,400m、55kt / 4,570m
    ○NFでの破壊力 (参考) : 12,045
    ○実際の最大射程 : 41kt / 6,400m、45.5kt / 4,570m
    ○実際の破壊力 (参考) : 327kgTNT弾頭[前期型] または 365kgトルペックス弾頭[後期型]

  • 21インチ Mk.VIII (Lv11-17)
    ○史実で対応する魚雷 :21インチMk.VIII(配備年 : 1927年)
     (搭載艦 : "O"級以降の潜水艦、魚雷艇など)
    ○NFでの最大射程 : 42kt / 6,400m、48kt / 4,570m
    ○NFでの破壊力 (参考) : 7,480
    ○実際の最大射程 : 40kt / 4,570m
    ○実際の破壊力 (参考) : 340kgTNT弾頭

2006年11月30日

●NF実装砲のゲーム内性能と史実性能の比較 (英国小口径砲編)

  • 45口径4.7インチ Mk.XIX 連装砲 (Lv21-37)
    ○史実で対応する砲 : 45口径4.724インチ QF Mk.IX、Mk.XII (連装砲はすべてMk.XII、CPXIX砲架)
     (Mk.XII搭載艦 : "トライバル"級駆逐艦、"J"級駆逐艦、"K"級駆逐艦、"N"級駆逐艦)
    ○NFでの発射速度 : 2.83sec (毎分21.2発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 40° / 12.73 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 6.0~8.57sec (毎分10~7発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 15,545m

  • 50口径4.7インチ Mk.XI 連装砲 (Lv24-40)
    ○史実で対応する砲 :45口径4.724インチ QF Mk.XI
     (搭載艦 : "L"級駆逐艦[CP Mk.XX砲塔]、"M"級駆逐艦[CP Mk.XX砲塔])
    ○NFでの発射速度 : 3.09sec (毎分19.4発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 50° / 15.68 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 6.0~10.0sec (毎分10~6発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 19,420m

  • 40口径4.7インチ Mks.XII 単装砲 (Lv11-27)
    ○史実で対応する砲 : 40口径4.724インチ QF Mk.VIII、Mk.X
     (搭載艦 : ネルソン級戦艦[HA Mk.XII砲架]、カレイジャス級空母[HA Mk.XII砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 1.86sec (毎分32.3発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 40° / 11.7 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 5.0~7.5sec (毎分12~8発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 14,780m

  • 45口径4.7インチ Mks.IX 単装砲 (Lv11-29)
    ○史実で対応する砲 :45口径4.724インチ QF Mk.IX、Mk.XII (単装砲はすべてMk.IX)
     (Mk.IX搭載艦 : "A"~"D"級駆逐艦[CPXIV砲架]、"E"~"I"級駆逐艦[CPXVII砲架]、"O"~"R"級駆逐艦[CPXVIII砲架]、"S"~"W"級駆逐艦[CPXXII砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 2.01sec (毎分29.9発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 35° / 12.03 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 5.0~6.0sec (毎分12~10発) [CPXXII砲架]
    ○実際の最大射程 : 40° / 15,545m [CPXVIII砲架]

  • 45口径4.7インチ Mks.II 単装砲 (Lv6-8)
    ○史実で対応する砲 :45口径4.724インチ Mk.I、Mk.II
     (搭載艦 : 4.7インチ砲搭載の第一次大戦型駆逐艦[CPVI砲架]、試作駆逐艦アマゾン及びアンバスケード[CPVI砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 2.72sec (毎分22.1発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 11.8
    ○実際の発射速度 : 10.0~12.0sec (毎分6~5発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 14,450m

  • 45口径4.5インチ Mk.V 連装砲 (Lv19-35)
    ○史実で対応する砲 :45口径4.45インチ Mk.V→Mk.6、Mk.7
     (搭載艦 : 1945年計画のライオン級戦艦[計画:RP41 Mk.VII砲架]、マルタ級空母[計画:RP41 Mk.VII砲塔]、第二次大戦後~1960年代頃までの駆逐艦、フリゲート[RP41 Mk.VI砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 2.51sec (毎分23.9発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 55° / 14.98 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 4.29~5.0sec (毎分14~12発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 18,970m

  • 45口径4.5インチ Mk.V 単装砲 (Lv15-25)
    ○史実で対応する砲 : 45口径4.45インチ Mk.I、Mk.III、Mk.IV→Mk.2、Mk.3、Mk.4、Mk.5
     (単装砲搭載艦 : "Z"~"Ca"級駆逐艦[Mk.V砲架]、"Ch"~"Cr"級駆逐艦[RP50 Mk.V砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 1.64sec (毎分36.6発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 55° / 14.87 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 4.29sec (毎分14発) [駆逐艦搭載単装砲]
    ○実際の最大射程 : 45° / 18,970m

  • 45口径4.5インチ Mk.IV 連装砲 (Lv17-33)
    ○史実で対応する砲 : 同上
     (連装砲搭載艦 : 空母アーク・ロイヤル[Mk.III UD砲架]、イラストリアス級空母][Mk.IIBD砲架]、改装後のQE級戦艦[Mk.II BD砲架]、バトル級駆逐艦[RP10 Mk.IV砲架])
    ○NFでの発射速度 : 2.76sec (毎分21.7発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 45° / 14.37
    ○実際の発射速度 : 3.0sec (毎分20発) [RP10 Mk.IV砲架]
    ○実際の最大射程 : 45° / 18,970m

  • 40口径4インチ Mk.XXII 単装砲 (Lv6-8)
    ○史実で対応する砲 :40口径4インチ Mk.IV、Mk.XII、Mk.XXII
     (搭載艦 : 4インチ砲搭載の第一次大戦型駆逐艦、大多数の4インチ砲搭載潜水艦など)
    ○NFでの発射速度 : 1.85sec (毎分32.4発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 8.87
    ○実際の発射速度 : 4.62sec (毎分13発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 10,590m

  • 45口径4インチ Mk.XVI 連装砲 (Lv15-31)
    ○史実で対応する砲 :45口径4インチ QF HA Mk.XVI、Mk.XVII、Mk.XVIII、Mk.XXI
     (搭載艦 : 改装後の戦艦ウォースパイト[Mk.XIX砲架]、第二次大戦参加8インチ砲、6インチ砲搭載巡洋艦のほぼすべて[Mk.XX砲架、Mk.XIX砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 2.32sec (毎分25.9発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 45° / 14.43 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 3.0~4.0sec (毎分20~15発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 18,150m

  • 45口径4インチ Mks.IX 単装砲 (Lv10-11)
    ○史実で対応する砲 :45口径4インチ Mk.IX、Mk.X
     (搭載艦 : レナウン級巡戦[T.I. Mk.I砲架、CPI砲架]、カレイジャス級大型軽巡[T.I. Mk.I砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 2.30sec (毎分26.1発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 10.85
    ○実際の発射速度 : 5.0~6.0sec (毎分12~10発)
    ○実際の最大射程 : 30°  /12,660m

  • 45口径4インチ Mks.V 単装砲 (Lv4-22)
    ○史実で対応する砲 : 45口径4インチ Mk.V、Mk.XV
     (搭載艦 : 第一次大戦までの4インチ副砲搭載主力艦、4インチ砲搭載の第一次大戦型駆逐艦など)
    ○NFでの発射速度 : 2.00sec (毎分30発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 40° / 12.0 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 4.0~6.0sec (毎分15~10発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 14,950m

  • 45口径4インチ Mk.I 三連装砲 (Lv25-28)
    ○史実で対応する砲 : 45口径4インチ Mk.IX、Mk.X (三連装はT.I. Mk.I砲架)
     (搭載艦 : レナウン級巡戦[T.I. Mk.I砲架、CPI砲架]、カレイジャス級大型軽巡[T.I. Mk.I砲架]など)
    ○NFでの発射速度 : 2.28sec (毎分26.3発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 10.9
    ○実際の発射速度 : 45口径4インチ Mks.IX 単装砲と同じ
    ○実際の最大射程 : 45口径4インチ Mks.IX 単装砲と同じ

  • 40口径3インチ Mks.V 単装砲 (Lv1-3)
    ○史実で対応する砲 :12ポンド 12cwt QF HA Mk.I、Mk.II、Mk.V (12ポンド 12cwt = 40口径3インチ)
     (搭載艦 : 初期の英駆逐艦、護衛小艦艇など)
    ○NFでの発射速度 : 1.59sec (毎分37.7発)
    ○NFでの最大射程 : 35° / 8.83
    ○実際の発射速度 : 4.0sec (毎分15発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 10,740m [HA/LA Mk.IX砲架]

  • 45口径3インチ Mk.IV 単装砲 (Lv3-20)
    ○史実で対応する砲 :12ポンド 20cwt QF HA Mk.I、Mk.II、Mk.III、Mk.IV(12ポンド 20cwt = 45口径3インチ)
     (搭載艦 : 第一次大戦期の4インチ高角砲搭載艦、竣工時の重巡洋艦、"S"級潜水艦、"U"級潜水艦など)
    ○NFでの発射速度 : 1.56sec (毎分38.5発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 35° / 9.5 [※A型含む]
    ○実際の発射速度 : 4.29~5.0sec (毎分14~12発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 9,970m

2006年11月26日

●NF実装砲のゲーム内性能と史実性能の比較 (英国中口径砲編)

  • 51口径9.2インチ Mk.XII 単装砲 (Lv38-41)
    ○史実で対応する砲 : 51口径9.2インチ Mk.XII
    (搭載艦 : ゴーゴン級モニター(旧ノルウェー海軍ニダロス級海防戦艦))
    ○NFでの発射速度 : 9.24sec (毎分6.5発)
    ○NFでの最大射程 : 40° / 22.13
    ○実際の発射速度 : 30.0sec (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 27,430m (強装時:40° / 35,660m)

  • 50口径8インチ Mk.IX 三連装砲 (Lv43-47)
    ○史実で対応する砲 : 50口径8インチ Mk.IX、Mk.X
      (搭載艦 : 第二次大戦時に計画された重巡洋艦[計画])
    ○NFでの発射速度 : 7.93sec (毎分7.6発)
    ○NFでの最大射程 : 45° / 23.6
    ○実際の発射速度 : 約15.0sec~20.0sec (毎分約4~3発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 28,620m

  • 50口径8インチ Mk.VIII 連装砲 (Lv40-44)
    ○史実で対応する砲 : 50口径8インチ Mk.VIII (搭載艦 : 英8インチ砲重巡洋艦すべて)
    ○NFでの発射速度 : 6.59sec (毎分9.1発)
    ○NFでの最大射程 : 55° / 23.77
    ○実際の発射速度 : 10.0sec~20.0sec (毎分6~3発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 28,030m

  • 45口径7.5インチ Mk.VI 単装砲 (Lv25-27)
    ○史実で対応する砲 : 45口径7.5インチ Mk.VI
     (搭載艦 : ホーキンス級重巡洋艦)
    ○NFでの発射速度 : 5.49sec (毎分10.9発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 18.6
    ○実際の発射速度 : 10.0sec~12.0sec (毎分6~5発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 19,300m

  • 50口径6インチ Mk.XXIII 三連装砲 (Lv35-39)
    ○史実で対応する砲 : 50口径15.2cm Mk.XXIII
     (三連装 : Mk.XXII、Mk.XXIII、Mk.XXIV砲塔)
     (搭載艦 : "タウン"級軽巡、"クラウン・コロニー"級軽巡、スウィフトシュア級軽巡、タイガー級軽巡)
    ○NFでの発射速度 : 4.39sec (毎分13.7発)
    ○NFでの最大射程 : 45° / 19.07
    ○実際の発射速度 : 7.5~10.0sec (毎分8~6発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 23,300m

  • 50口径6インチ Mk.XXII 連装砲 (Lv37-39)
    ○史実で対応する砲 : 50口径15.2cm Mk.XXII (搭載艦 : ネルソン級戦艦)
    ○NFでの発射速度 : 4.38sec (毎分13.7発)
    NFでの最大射程 : 55° / 19.9
    ○実際の発射速度 : 12.0sec (毎分5発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 23,590m

  • 50口径6インチ Mk.XXI 連装砲 (Lv37-39)
    ○史実で対応する砲 : 50口径15.2cm Mk.XXIII (連装 : Mk.XXI砲塔)
    (搭載艦 : リアンダー級軽巡、パース級軽巡、アリシューザ級軽巡)
    ○NFでの発射速度 : 4.39sec (毎分13.7発)
    ○NFでの最大射程 : 55° / 19.03
    ○実際の発射速度 : 50口径6インチ Mk.XXIIIと同じ
    ○実際の最大射程 : 50口径6インチ Mk.XXIIIと同じ

  • 45口径6インチ Mk.XVII 連装砲 (Lv33-35)
    ○史実で対応する砲 : 45口径6インチ Mk.XII、Mk.XX (連装 : Mk.XVII砲塔)
    (搭載艦 : 軽巡洋艦エンタープライズ)
    ○NFでの発射速度 : 3.65sec (毎分16.4発)
    ○NFでの最大射程 : 40° / 19.5
    ○実際の発射速度 : 8.52sec~12.0sec (毎分7~5発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 19,660m

  • 45口径6インチ Mk.XII 単装砲 (Lv21-23)
    ○史実で対応する砲 : 45口径6インチ Mk.XII、Mk.XX
     (単装 : PIX、PVII、CPXIII、CPXIV、Mk.XVI、PIX、PVII砲架)
    ○NFでの発射速度 : 3.33sec (毎分18発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 18.0
    ○実際の発射速度 : 同上
    ○実際の最大射程 : 同上

  • 50口径6インチ Mk.XVII 単装砲 (Lv19-21)
    ○史実で対応する砲 : 50口径6インチ Mk.XVII、Mk.XXI (搭載艦 : 戦艦カナダ、空母イーグル)
    ○NFでの発射速度 : 3.51sec (毎分17.1発)
    ○NFでの最大射程 : 20° / 12.43
    ○実際の発射速度 : 8.52sec~12.0sec (毎分7~5発)
    ○実際の最大射程 : 20° / 14,800m

  • 50口径5.5インチ Mk.I 単装砲 (Lv16-18)
    ○史実で対応する砲 : 50口径5.5インチ Mk.I
     (搭載艦 : フッド級巡洋戦艦、大型軽巡洋艦フューリアス、バーケンヘッド級軽巡、空母ハーミーズ)
    ○NFでの発射速度 : 3.33sec (毎分18発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 14.8
    ○実際の発射速度 : 5.0sec (毎分12発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 16,250m

  • 50口径5.25インチ Mk.II 連装砲 (Lv27-44)
    ○史実で対応する砲 : 50口径5.25インチ Mk.I (連装 = Mk.II砲塔)
     (搭載艦 : ダイドー級軽巡、ベローナ級軽巡[※Mk.II RP10砲塔])
    ○NFでの発射速度 : 3.26sec (毎分18.4発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 55° / 17.9
    ○実際の発射速度 : 7.5~8.5sec (毎分7~8発)
    ○実際の最大射程 : 45° / 21,397m

  • 50口径5.25インチ Mk.I 連装砲 (Lv30-48)
    ○史実で対応する砲 : 50口径5.25インチ Mk.I (連装 = Mk.I砲塔)
     (搭載艦 : キング・ジョージ五世級戦艦、戦艦ヴァンガード[※Mk.I RP10砲塔])
    ○NFでの発射速度 : 2.47sec (毎分24.3発) [※A型含む]
    ○NFでの最大射程 : 55° / 17.28
    ○実際の発射速度 : 7.5~8.5sec (毎分7~8発) [※Mk.I RP10砲塔は3.33sec (毎分18発)]
    ○実際の最大射程 : 同上

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2006年11月23日

●NF実装砲のゲーム内性能と史実性能の比較 (英国大口径砲編)

  • 45口径18インチMk.II 三連装砲 (Lv100)
    ○史実で対応する砲 :45口径18インチMk.II
     (搭載艦 : N3級戦艦[計画])
    ○NFでの発射速度 : 19.52sec
    ○NFでの最大射程 : 40° / 35.5くらい (マテ
    ○実際の発射速度 : 30~40sec (毎分1.5~2発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 38,405m

  • 45口径18インチMk.I 三連装砲 (Lv115)
    ○史実で対応する砲 : なし (強いて言えば45口径18インチMk.IIか?)

  • 40口径18インチMk.I 単装砲 (Lv50-54)
    ○史実で対応する砲 :40口径18インチMk.I
     (搭載艦 : フューリアス級大型軽巡、ロード・クライブ級モニターの一部)
    ○NFでの発射速度 : 17.48sec (毎分3.4発)
    ○NFでの最大射程 : 45° / 26.07
    ○実際の発射速度 : 約60.0sec (毎分約1発) (※モニター搭載砲は2.6~4分に1発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 29,440m (※モニター搭載砲は45°/37,030m)

  • 45口径16インチMks.II 三連装砲 (Lv89-93)
    ○史実で対応する砲 :45口径16インチMk.IVか?
     (搭載艦 : 改設計後のライオン級戦艦[計画])
    ○NFでの発射速度 : 17.48sec (毎分3.4発)
    ○NFでの最大射程 : 40° / 33.67
    ○実際の発射速度 : Mk.IIと同程度
    ○実際の最大射程 : Mk.IIと同程度

  • 45口径16インチMk.II 三連装砲 (Lv79-82)
    ○史実で対応する砲 :45口径16インチMk.II
     (搭載艦 : ライオン級戦艦[計画])
    ○NFでの発射速度 : 17.71sec (毎分3.4発)
    ○NFでの最大射程 : 40° / 30.6
    ○実際の発射速度 : 30.0秒 (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 37,090m

  • 45口径16インチMk.I 三連装砲 (Lv75-78)
    ○史実で対応する砲 :45口径16インチMk.I
     (搭載艦 : G3級巡洋戦艦[計画]、ネルソン級戦艦)
    ○NFでの発射速度 : 17.03sec (毎分3.5発)
    ○NFでの最大射程 : 40° / 30.47
    ○実際の発射速度 : 40.0sec (毎分1.5発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 36,375m

  • 45口径15インチMk.II 三連装砲 (Lv68-72)
    ○史実で対応する砲 :45口径15インチMk.II
     (搭載艦 : 初期設計段階のキング・ジョージ五世級戦艦)
    ○NFでの発射速度 : 16.19sec (毎分3.7発)
    ○NFでの最大射程 : 40° / 28.3
    ○実際の発射速度 : 30.0sec (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 35,800m

  • 42口径15インチMk.II 連装砲 (Lv57-60)
    ○史実で対応する砲 :42口径15インチMk.I (Mk.II砲塔)
     (搭載艦 : フッド級巡洋戦艦)
    ○NFでの発射速度 : 16.56sec (毎分3.6発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 27.67
    ○実際の発射速度 : 30.0sec (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 29,720m

  • 42口径15インチMk.Is 連装砲 (Lv80-86)
    ○史実で対応する砲 :42口径15インチMk.I (Mk.I/N RP.12砲塔)
     (搭載艦 : 戦艦ヴァンガード)
    ○NFでの発射速度 : 16.55sec (毎分3.6発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 33.13
    ○実際の発射速度 : 30.0sec (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 33,380m

  • 42口径15インチMk.I 連装砲 (Lv63-69)
    ○史実で対応する砲 :42口径15インチMk.I (Mk.I/N砲塔)
     (搭載艦 : 大改装後のクイーン・エリザベス級戦艦、巡洋戦艦レナウン)
    ○NFでの発射速度 : 17.48sec (毎分3.4発)
    ○NFでの最大射程 : 30° / 32.83
    ○実際の発射速度 : 30.0sec (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 30° / 29,720m

  • 42口径15インチMk.I 連装砲 (Lv52-55)
    ○史実で対応する砲 :42口径15インチMk.I
     (搭載艦 : クイーン・エリザベス級戦艦、R級戦艦、レナウン級巡洋戦艦他)
    ○NFでの発射速度 : 15.60sec (毎分3.8発)
    ○NFでの最大射程 : 20° / 17.57
    ○実際の発射速度 : 30.0sec (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 20° / 21,385m

  • 45口径14インチMk.III 四連装砲 (Lv74-77)
    ○史実で対応する砲 :45口径14インチMk.VII (四連装 :Mk.III砲塔、連装 : Mk.II砲塔)
     (搭載艦 : キング・ジョージ五世級戦艦)
    ○NFでの発射速度 : 16.56sec (毎分3.6発)
    ○NFでの最大射程 : 40° /  27.86
    ○実際の発射速度 : 30.0sec (毎分2発)
    ○実際の最大射程 : 40° / 35,260m

  • 45口径14インチMk.II 連装砲 (Lv50-53)
    ○史実で対応する砲 :45口径14インチMk.VII (四連装 : Mk.III砲塔、連装 :Mk.II砲塔)
    ○NFでの発射速度 : 16.23sec (毎分3.7発)
    ○NFでの最大射程 : 40° / 27.53
    ○実際の発射速度 : 同上
    ○実際の最大射程 : 同上
2005年12月17日

●最後のイラストリアス級 -ヴィクトリアス- (番外編:ヴィクトリアスの改装費に見るイギリス経済 (?))

ヴィクトリアスの改装費は1947年時点の見積もりで500万ポンドとされていましたが、実際に着工した時点 (1950年8月) では540万ポンドに。
そして僅か2ヶ月後の10月には770万ポンドに跳ね上がり、1952年3月には1100万ポンド、1953年12月には1416万ポンドに達しています。
最終的な工費は3000万ポンドに達し、実に当初見積もりの6倍 (つまり計画全体の見積もり額) も掛かっています。

これは各種装備の追加・更新による増加もありますが、スタグフレーション (インフレ+景気後退) による国内経済の急速な悪化によるものです。
この後一時的にはイギリス経済の安定は見られるものの、1970年代末まで衰退の一途をたどることとなり、同時にそれはイギリス海軍の衰退を意味していました。

2005年12月14日

●最後のイラストリアス級 -ヴィクトリアス- (後編:イギリス艦隊型空母の終焉)

さて、イギリスは第二次大戦終結直後に最大の植民地を失い、大きく疲弊した国内経済にとって深刻なダメージとなります。
そのしわ寄せは当然軍事部門にも押し寄せ、特に建造中であった空母群や就役中の艦艇の改装工事は極めて困難な状況となっていました。

これはイラストリアスシリーズの近代化改装が計画された理由であり、またそれが挫折した最大の要因でもあります。
イラストリアスシリーズの改装計画は第一艦のヴィクトリアスのみで取り止めとなり、残る5隻分は本来補助的な役割を担うはずであったセントー級の3隻と改セントー級であるハーミーズの4隻で代替されることとなります。
1950年代末期に就役していた艦隊型空母はイーグル、アーク・ロイヤル、ヴィクトリアス、セントー、アルビオン、ブルワーク、ハーミーズの7隻です。
しかし1960年代初頭にはセントー級の3隻は能力不足とサイズ上の制限で新型機の運用が困難となったためコマンド空母に転籍しています。

残る4隻の空母も、サイズ的には米新鋭超大型空母群はおろか第二次大戦艦であるエセックス級よりも小型なため改装による運用能力向上にも無理があり、差し当たってイーグルとアーク・ロイヤルの代艦として2隻の艦隊型空母の建造が企図されます。

これが後の"CVA-01"級ですが、時の政権の空母全廃政策のあおりを喰らって廃案となり、まず最古参であったヴィクトリアスが1960年代末に退役。
次いでイーグルが1970年代初頭に退役していますが、アーク・ロイヤルのみは1960年代中期に最新鋭のF-4K戦闘機運用能力付与のための改装工事を受けて暫く艦隊にとどまった後、70年代末に退役しています。
ハーミーズはイーグルと同時期の退役が見込まれていましたが、コマンド空母兼対潜空母となっていたブルワークの代替のためにヘリ空母に改装されています。
当時の政権が過激とも言える空母全廃政策を取った背景には当時イギリス最初の原子力潜水艦ドレッドノートが就役したことにより戦略ミサイル原潜建造の目処が付いたことも理由の一つでしょう。事実、現在のイギリス海軍は戦略ミサイル原潜を中心とした編成といっても間違いではないでしょう。
当然空母運用の財政的負担に耐えられなくなったことも原因です。

ハーミーズは1980年に、当時建造中であったインヴィンシブル級STOVL空母に先駆ける形でスキージャンプを設置してハリアー戦闘攻撃機の運用試験を実施しています。
そして1982年に勃発したフォークランド紛争においてイギリス派遣艦隊旗艦として活躍し、1985年に退役。翌年インドに売却されてヴィラートと改名され、現在はインド唯一の空母として、旧ロシア空母で2008年改装完了予定の新空母ヴィクラマーディティア引渡まで在籍する予定です。

2005年12月10日

●最後のイラストリアス級 -ヴィクトリアス- (中編:イラストリアスシリーズの大改装計画とその挫折)

さて、何故新造せずにイラストリアス級の改装で済ませようとしたのか、というと二度の戦争により大きく疲弊したイギリスの経済事情に依るところが大きい、と言っていいでしょう。
もちろん、イラストリアス級は大改装を実施すれば当面第一線に参加できると考えられていたことも影響していますが、イラストリアス級の改装費用は250万ポンドと見込まれていた一方で、同規模の空母を新造するとなると700万ポンドが必要と考えられていました。
当然、艦齢その他の面から見ると新造艦の方が最終的に有利になる場合もありますが、差し当たって数をそろえるという観点からは安上がりな方がよい、と判断されています。

これに基づき1946年夏から基本計画の策定が始まっていますが、マルタ級大型空母の時と同様に格納庫の方式を開放式に変更するか否かで揉めています。
この時には太平洋上での作戦行動においては大西洋上でのそれに比べて閉鎖式の優位点は低下する、と判断されて開放式の案が優勢でしたが、結局閉鎖式の利点が開放式のそれよりも上回ると考えられています

さて、1947年1月に入ると具体的に話が進展し、各艦の運用寿命を20年延命することが決定され、改装順序も決定されています。
第一艦はフォーミダブル、続いてヴィクトリアス、インドミタブル、イラストリアス、インプラカブル、そして最後にインディファティガブルとされました。

1948年2月に最終案が承認されていますが、この案を一言で言えば「ハーミーズ級の装甲空母版」でした。
基準排水量は27,180t (満載33,000t) 、備砲は4.5in連装両用砲8基から新型の3in連装両用砲6基に、格納庫から上の上部構造は完全に一新されるものの飛行甲板の3in装甲鈑はそのまま残されていますが、一方で格納庫部分の舷側装甲は撤去されています。
また全幅も艦の安定性と機関スペースの確保、加えて水中防御改善のために拡張されています。
ボイラーも旧来のアドミラルティ式からアメリカ製のフォスター・ホイラー式に換装されていますが、タービンは変更されていないため最大速力に変化はありません。

最初に改装を受けることになったのはヴィクトリアスでしたが、これはフォーミダブルが戦中の損傷などの結果としてスクリューシャフトや飛行甲板の歪みの問題やその他様々な点でヴィクトリアスより状態が悪かった事が影響しています。

1950年10月からポーツマス海軍工廠で改装工事を受けたヴィクトリアスですが、改装期間中にも様々な改設計が行われています。
例えば当初アメリカ製のものだった3in連装両用砲を、自国製のものが開発完了したことによりそれに変更されています。
また、1952年2月の軽空母トライアンフによるアングルドデッキ試験の好成績を受けてヴィクトリアスも同年6月にアングルドデッキを装備するように変更され、更に1953年5月にはアングルドデッキの角度を8.5度に増大されています。
更に同年7月には当時最新鋭のType984対空レーダーを搭載することとなり、改装後のヴィクトリアスやイーグル、アーク・ロイヤル、そしてハーミーズの外観上の大きな特徴となっています。
1954年4月に工事を完了し生まれ変わったヴィクトリアスですが、時代の流れは既に構想当初の世界情勢から大きく変化していました。

2005年12月 8日

●最後のイラストリアス級 -ヴィクトリアス- (前編:戦中~戦後の英艦隊空母事情)

本艦はイラストリアス級の3番艦として建造され、就役早々にビスマルク追撃戦に駆り出されています。
また1942年には短期間ではありますがアメリカ太平洋艦隊に編入されてソロモン方面で作戦行動を行っています。
更に1945年には沖縄戦とそれに続く日本本土攻撃作戦にも参加し特攻機の突入により損傷を受けています。
このようにイギリス海軍を代表する歴戦の艦隊型空母であったヴィクトリアスですが、元々の設計は戦前であり、航空機の大型化が急速に進んだ戦後にあってはやや力不足の艦が拭えない状況となっていました。

戦前計画のイラストリアス級とインドミタブルの計画時における取り扱い可能な航空機重量は14,000ポンドであり、一方戦時計画艦であるインプラカブル級は航空機の発達に伴い20,000ポンドまで引き上げられていました。ちなみにイラストリアスは地中海で損傷後の修理時に20,000ポンド対応化がなされていました。
格納庫の高さではイラストリアス級で16フィート、インドミタブルは上部格納庫14フィート + 下部格納庫16フィート、インプラカブル級は14フィートでした。
この数値は、大型化が進んだ艦載機を運用するには厳しいもので、特に格納庫高さは戦時中から不足していました。 (インプラカブル級ではF4Uを格納できない等)

このため、純粋な航空機運用能力では戦時急造の軽空母であるコロッサス級と比べて劣っておいました。 (というよりむしろコロッサス級の良好な運用能力はイラストリアス級の戦訓により決定された)
なお、英海軍では戦争中期には航空機重量30,000ポンド対応、格納庫高さ17フィート6インチを達成することが必須と考えており、実際イラストリアス級の拡大改良型であるオーディシャス (のちイーグル、アーク・ロイヤル) やハーミーズ級 (のちセントー級、ハーミーズ) はこれに沿って設計が行われています。 (が、イーグル就役時の段階でこの程度の能力では新鋭機の取り扱いには困難が伴っていました)

終戦直後の1945年11月に英海軍は1950年に9隻の艦隊空母を確保する方針を打ち出しています。
このうちの3隻がオーディシャス級、後の6隻はイラストリアスシリーズです。
1950年以降に登場が予想される艦載機を運用することは現状では極めて困難であるため、この6隻に対しての改装が検討されることとなります。

2005年10月 3日

●イギリス大型艦が比較的小柄な訳

某英航空母艦史でも若干触れられていましたが、英大型艦はほかの諸海軍艦と比べるとやや小柄で寸胴です。
同誌の中でもかかれていましたが、これはやや貧弱な造船・整備設備の能力に対応したものだからです。

一例として、イギリス海軍の管理下にある主要なドックの大きさを挙げてみましょう (今回は乾ドックのみ) 。

 乾ドック

・デヴォンポート (1939年以前)
長さ:251.46m 幅:35.35m 対応排水量:48,300トン

・デヴォンポート (1939年以降)
長さ:252.98m 幅:37.79m 対応排水量:同上

・ポーツマス
長さ:262.12m 幅:31.39m 対応排水量:44,700トン

・ロサイス 第1 / 第3ドック
長さ:260.29m 幅:33.22m 対応排水量:45,200トン

・ロサイス 第2ドック
長さ:263.34m 幅:33.22m 対応排水量:45,500トン

・ジブラルタル 第1ドック
長さ:266.70m 幅:37.49m 対応排水量:50,200トン

・シンガポール 第1ドック
長さ:306.62m 幅:39.62m 対応排水量:65,800トン

ちなみに第二次大戦期の主な大型艦の全長・水線長・全幅・基準排水量も挙げてみましょう。

・キング・ジョージ五世級戦艦
全長:227.1m 水線長:225.5m 全幅:31.4m 基準排水量:38,031トン

・ライオン級戦艦 (1939年起工時計画案)
全長:239.3m 水線長:232.5m 全幅:31.4m 基準排水量:40,600トン

・ヴァンガード級戦艦
全長:249m 水線長:243.8m 全幅:32.8m 基準排水量:44,500トン

・フッド級巡洋戦艦 (最終状態)
全長:262.3m 水線長:259.2m 全幅:31.4m 基準排水量:43,360トン

・アーク・ロイヤル級航空母艦
全長:243.8m 水線長:219.6m 全幅:28.8m 基準排水量:22,000トン

・イラストリアス級航空母艦
全長:230.8m 水線長:216.6m 全幅:29.2m 基準排水量:23,207トン

・インプラカブル級航空母艦
全長:233.6m 水線長:222.7m 全幅:29.2m 基準排水量:23,000トン

・オーディシャス級航空母艦 (計画時)
全長:245m 水線長:222m 全幅:33.1m 基準排水量:33,500トン

・マルタ級航空母艦 (”X1”案)
全長:270.66m 水線長:不明 全幅:不明 基準排水量:56,800トン

となっています。この中で最大のマルタ級が収まりそうなドックはシンガポール第一ドックだけで、後は長さも対応排水量も不足しています。
フッドが無理なく収まりそうなドックもやはりシンガポール第一ドックくらいのものです。もちろん、民間造船所で整備などを行えることは事実ですが、それは新造計画などを圧迫する畏れがあり、余り好ましいことではありません。

大型艦の全幅を見比べてみるのもまた面白いでしょう。おそらくマルタ級はヴァンガードよりも全幅が大きいでしょうが、それ以外の艦はほぼすべて33m以下・・・更に言えば戦時計画艦以外はすべて31.4m以下となっています。
これは「パナマ運河の幅」による制限を受けた米艦よりも小さい値となっています。造修設備の制約を受けたことは間違いないと言って良いでしょう。十分な幅が取れなかった結果水中防御の弱体化にも繋がってしまい (まぁ設計自体にも問題はあるのですが、元を辿れば同じく「貧乏神の祟り」ですね^^;) ました。

なお、ドックサイズは”Nelson To Vanguard” p.199の記述に依っています。

2005年9月 1日

●イギリス海軍の大型空母なんてのも

マルタ級は1942年から設計が開始されたイギリス空母史上最大級の空母です。
NavyFieldでもイギリス最後の空母として実装が予定されていますが・・・何時になることやら^^

さて、史実のマルタ級は1943年2月から具体的な設計が開始されますが、このときの要求は水線長で850~900フィート、満載排水量で54,000t以下。更に一層式乃至二層式の閉鎖式格納庫を持つものとされています。

機関は5軸、あるいは4軸とされています。なお、5軸推進の場合は戦艦プリンス・オブ・ウェールズの戦訓などからスクリュー軸路、特に中心線上の軸路防御が不十分となる、と考えられていたようです。

装甲は飛行甲板に4in、格納庫甲板には5inが望まれており、それまでの装甲空母よりも強固なものとされています。

さて、同年7月17日にこれに基づいて設計された二つの設計案 ("B"案と"C"案) が比較検討されています。
両案のもっとも大きな差異は"B"案は一段の閉鎖式格納庫+装甲飛行甲板、"C"案は二段の開放式格納庫+無装甲の飛行甲板という点でした。

"C"案では飛行甲板を非装甲とする代わりに格納庫甲板に4in、機関室・弾薬庫上部に6inの装甲を備え、満載排水量は61,060tとされていました。のちに閉鎖式格納庫に変更された結果、3,300t程度の排水量増加が見込まれていました。

結局10月8日に承認が降りたのは"C"案で、これを軸として詳細な設計が進められることとなります。なお、これ以前の7月の段階で三隻の建造が承認されていました。

しかしある程度設計作業が進んだ1944年4月に開放式格納庫採用が海軍上層部から蒸し返されたことによって状況が一変します (設計部門では閉鎖式の方が各種戦訓を鑑みると極めて有利と考えられたようですが) 。
5月には開放式格納庫採用が (半ば強引に) 決定されますが、この結果予定より8ヶ月も遅れてしまうこととなります。

これを受けて新たに"X"案が作成されていますが、"C"案がかなり大型化してしまっていたため重量の軽減が図られることとなり、水平装甲は機関室・弾薬庫上部などに6inの装甲が張られるのみとされています。その一方で水中防御は2000ポンド対応とされています (実験では1000ポンド程度までだったようですが)。

また、航空艤装の面では15機を5分で格納庫から飛行甲板に上げることが要求された結果、舷側エレベータ2基と通常のエレベーター2基の計4基が装備されています。

結局の所満載排水量は60,000t前後とやはり巨大なままとなってしまったので、全長を750フィート又は850フィートとした小型案の作成が要求されています。
大きい方が航空機搭載能力に対する費用対効果、重量対効果は優れていますが、実際問題として900フィート級 ("X"案は938フィート) を扱えるドックは極めて限られているために850フィート級とした案を設計することとなります。

850フィート級の案は"X1"案と呼ばれていますが、この設計案では若干の防御力強化がなされています。
"X"案では水平装甲6in、舷側装甲3inとされていましたが水平装甲を4inとする代わりに舷側装甲を4inとして対ロケット弾、誘導爆弾防御としています。
また水中防御もカタログデータでは2,000ポンドから1,200ポンドに減少しているものの配置変更などで実質的防御力は向上しています。

小型化を目指した"X1"案でしたが全長は888フィート、満載排水量は56,800tとそれほど変わらず、更なる改正中にWWII終結と軍事費の大削減を受けて結局建造自体が中止されることとなります。

2005年7月22日

●イギリスの護衛駆逐艦

イギリス海軍の護衛艦艇は多種にわたり、護衛駆逐艦の他にフリゲート、スループ、コルヴェット、掃海艇などがあります。
これらの艦種の違いはサイズや速力、或いは用途による物です。ここでは主に護衛駆逐艦を取り上げてみたいと思います。
護衛駆逐艦のハント級は輸送船団の護衛艦拡充の必要性から計画された物ですが、
艦隊型駆逐艦の増勢も必要であったこともありこの艦種としては快速の30ノットの速度を発揮できました。
この当時就役していたイーグレット級やブラック・
スワン級スループは45口径10.2cm連装高角砲4基を備える有力な対空艦でしたが20ノット以下と如何せん劣速であり、
船団護衛に限定するならまだしも第一線任務には向いていませんでした。また、大量生産と言う観点からも低コスト化が図られることとなり、
トライバル級艦隊駆逐艦よりも新しい50口径12cm連装高角砲(仰角50度に引き上げ)の装備は艦形増大が必要となるため、
供給に余裕のあった10.2cm連装高角砲3基を装備することとなりました。また、
長距離護衛に対応できるよう航続力は15ノットで3,500海里とされて基準排水量は900tとなり、
第二次大戦開戦までに18隻の建造に着手されました。 しかし、設計完了を急ぐ余り復元性計算に致命的なミスがあり、
且つそれが発覚したのは1番艦アサーストンの就役間際でした。この時、アサーストンの他22隻が建造の最終段階にありましたが、
アサーストンの改装工事及び公試が完了するまで全艦が建造中断されてしまいます。
アサーストンに実施された改装工事は主砲1基の撤去とバラストの追加搭載などで、
基準排水量は1,000tまで増加した物の公試結果は良好であったため、他の22隻に対しても同様の改装工事が実施されています。
これがハント級I型で、
原計画通り主砲を3基搭載するように艦幅増大などの改正を受けることが出来た起工済み33隻がハント級II型として就役しています。
起工前であった30隻は当初II型同様の装備となる予定でしたが、水雷戦能力を付与された結果主砲1基を撤去して連装高角砲を装備し、
主砲跡には対潜火器スペースとして利用されています。また、30隻の内2隻が完全な新規設計艦(IV型)として建造されています。
これは駆逐艦建造のメッカであるソーニクロフト社からの提案を受けて建造された物で、
排水量の増加もあって10.2連装高角砲3基と三連装魚雷発射管1基を装備しています。 このほか、
アメリカから供与された護衛駆逐艦群もありますが、これはフリゲートに分類(キャプテン級)されており、
また本国仕様とは違って魚雷発射管は装備されていません。
第一次大戦型のV/W級駆逐艦も大小の改装を受けつつもハント級を始めとする新造護衛艦艇就役まで大西洋横断船団などの護衛任務に従事しています。
Uボートの跳梁跋扈する大西洋や北極海では護衛艦艇は何隻居ても足りず、大量生産が実施されますが、この煽りを食って大型艦艇、
特に戦艦の建造は大幅な遅延を余儀なくされ大戦終結に間に合うことはなくなりましたが、
それがイギリスにとって最も賢明な選択であったことは疑いようのない事実でしょう。